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2016年 12月 05日
神奈川県、横須賀市にて 日の短い季節となった。 午後も4時くらいには、夕方の装いとなり、長い影が伸びる。 地域にもよるが、例えば東京の日の入りがもっとも早いのは、冬至の少し前の、今の時期となる。 今年は12月5日、16時27分54秒に日が沈む。 ご存じの通り、1年でもっとも日が短いのは、冬至。 太陽は東から昇り、南を通り、西へ沈む。 冬至は、真南に太陽が通る時、一年でもっとも低い位置を通り、日も短い。 では、なぜ今の季節の方が、日が早く沈むのか。 ちょっと、回りくどい説明になるが。。。 太陽が真南にくる時刻を「南中時刻」という。 南中時刻は、正午ではない。 理由は幾つかある。 日本は狭いとはいえ、国内でも時差がある。 東経135度を基準に時刻(明石の日本標準時)を決めているので、たとえば、それよりも東の東京ならば、南中時刻も早い。 でも、明石でも、正午が南中時刻とは限らないのだ。 日が昇ったり沈んだりする(ように見える)のは、地球が自転しているから。 本来ならば、360度回転すれば、1日が終わる。 でも、ややこしいことに、地球は太陽の周りを1年かけて周る(公転)。 すると、どうなるか? 公転した分(1日、約1度)だけ、余計に自転(360+1=361度)しないと、1日が終わらない。 もっとややこしいのは、地球が太陽を周る軌道は、楕円なのだ。 太陽と地球の距離が近いところでは早く、遠いところでは遅く動く。 高校の物理で教わる「ケプラーの第二法則」という奴。 まあ、日常生活では、なんの役に立たないから、忘れてしまうだろうが。 つまり、季節によって公転のスピードが変わり、地球が1日に自転する量も変わってしまう 。 逆にいうと、季節によって1日の長さが変わってしまう、ということになる。 実際、19世紀になる前までは、そうだった。 正確な時計がないので、問題は無いというか、発覚しなかったのだろう。 でも、現代では、不便、というか何かと都合が悪い。 だって、毎日時計が狂い、混乱してしまうではないか。 まあ、学校や会社の遅刻の言い訳には、事欠かなくなるが(笑) そういう人はともかく、物事を決める立場の人間は、妙に生真面目らしく、方策を練った。 その方法とは。 「季節に関わりなく、一定速度で動いて見える太陽」というのを仮定すればよい。 つまりバーチャルな太陽(天文学用語では、平均太陽という)で、時間を決めることにした。 そうすれば、1日の時間が変わらなくなるから。 すると、正午にかならずしも、真南に太陽が来ないことになる。 バーチャルな太陽で時間を決めているので、実物の動きとズレてしまうのだ。 そんなわけで、12月初旬の日本では、午前中に南中時刻を迎え、冬至より日も早く沈む。 ちなみに、もっと東に位置し、緯度の高い北海道などの、日の入りはもっと早い。 例えば、知床・羅臼での12月9日の日の入りは、午後3時41分31秒。 3時のおやつを食べたら、もう日が暮れてしまう。 おやつは、冬至を待たずに、カボチャが良いかもしれない。
by small-talk
| 2016-12-05 20:00
| 首都圏
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Comments(14)
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at 2016-12-05 21:10
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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dacha883 at 2016-12-05 22:17
こんばんは。
まさに絵に描いた様な日の入りの太陽ですね。 なかなか露出が難しいと思いますが、さすがです。 ところで、北海道では4時を待たずに日の入りですか。 考えたこともなかったので、驚きです。
0
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small-talk at 2016-12-05 22:25
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small-talk at 2016-12-05 22:27
dacha883さん、いらっしゃいませ。
撮っている時は、雲が邪魔だなとも思いましたが、後で写真を見返すと、無いとつまらないのになりそうだな、と思いました。
このような説明は、どこまでやるかが難しいところ。
こどもたちに全部言ってもわかってもらえないし、言わないと、後に嘘つきにされる(笑) 簡単に纏めれば、この世は人の解釈に都合の良いように出来ているのではないってことですね。 この写真を見て、ああ、地球が回ってる、と思うのですが、 太陽のほうが回ってるように感じる人もいるそうです。
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small-talk at 2016-12-06 00:04
iwamotoさん、いらっしゃいませ。
そうですね。 地球の自転軸の傾きも関係ありますし、でも、それも書くと、分かりにくくなりますし。 日の出、日の入りを秒単位で計算するサイトを見つけました。 でも、天文学者って、よく計算しますよね。 というか、複雑な動きの計算式を編み出すのが凄いです。
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takeshi_kanazaw at 2016-12-06 10:42
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small-talk at 2016-12-06 21:00
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kochira703 at 2016-12-06 22:19
高校の頃、地学の授業がありました。だいぶ前に無くなったんですよね。
文系でも物理、化学、生物、地学の4科目を学びましたが、理解が及びませんでした。 今日の文章も頭が受けつけません(笑) 夕日と海の美しさに感動するのみ。
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small-talk at 2016-12-07 07:13
kochira703さん、いらっしゃいませ。
文章が分かりにくいのは、僕の不徳の致すところで、読んで下さった方の責任ではありません。 いわゆる「理科」の中で結構役に立つのは、生物でしょうか。 化学も役に立つかもしれません。 重曹が油汚れを取るのに有用だとか。。。
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tanat6 at 2016-12-07 17:36
水面の細かなさざ波が綺麗ですね。
こんなに繊細に撮せるのですね。 以前、仙台や札幌に行った時 日没が早いのにびっくりしました。 何だか時間を損したような感じでした。 (日の出が早いからプラスマイナスゼロなんですよね…たぶん)
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small-talk at 2016-12-07 19:19
染井明希子
太陽
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