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2024年 03月 19日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて 3月中旬、山里の寺。 裏手の山では、カタクリが咲き始めた。 これほど早く咲くのも珍しい。 何気なく散策していたら、目に飛び込んできた。 午前8時前、朝早くから、花が開くのも珍しい。 望外の喜び、文字通り「道草」をすることと相成る。 やはりというべきか、可憐なカタクリは人気の花だ。 スプリング・エフェメラル、「春の妖精」ともてはやされる。 時期を同じくして咲く、オオイヌノフグリやホトケノザなどは、面白くないだろう。 世間的には、方や雑草、方や妖精なのだら。 近くの町では、自生地を観光の目玉として売り出している。 最盛期は中々の人出で賑わう。 そのような自生地ほど大規模ではないが、人知れず咲く場所もまだ残る。 カタクリの自生地は、山や丘陵の北側の斜面に多い。 と書くと、暗いところを好むように思われるが。 横から陽が差し込む、日当たりの良い所だ。 陽が昇り、暖かくなると花が開く。 これは憶測だが。 山の北斜面は乾きにくく、土が湿りやすい。 そこそこの陽当たりは欲しいが、湿った場所。 そんな場所に狙いを定めて、咲くのだろう。 町の不動産屋さんで 「陽当たり良好で、少しジメジメした物件」 と要請したら、匙を投げ出すかもしれない。 ちょっと面倒な「春の妖精」。
可愛いから許されるから、世の中、ちょっとズルい。 #
by small-talk
| 2024-03-19 08:29
| 東京
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Comments(3)
2024年 03月 12日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて 石灰鉱山へと続く、廃線路。 50年以上前に廃線となったのに、今だ架線柱が残る。 青梅は、石灰で発展した町。 江戸時代の初め、江戸城を築くため、大量の漆喰が必要となる。 原料となる石灰を産出した。 青梅街道は、その石灰を運ぶために造られた。 青梅線も元々は、石灰を輸送するために、開通した。 最初は、沿線の近くの鉱山で採掘。 そこで採掘し尽くすと、鉄道を延伸する。 インクラインを造り、もっと高い山で採掘する。 そこでも枯渇すると、山の裏側まで索道を通し、採掘をした。 石灰を求め、もっと奥へと、突き進んだ。 図書館で当時の写真をみると… 今では想像も付かないほど、山の岩が露出している。
鉱山だから当たり前なのだが。 今は、木々も生え、当時の面影はない。 #
by small-talk
| 2024-03-12 23:13
| 東京
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2024年 03月 05日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都・青梅市、御岳山にて 2月下旬、雪の翌日に御岳山を歩いた。 午前中だというのに、昨日の雪はみるみる融け始める。 写真的には、もっと盛大に雪が積もった方が良いが。 アイスバーンもほとんどなく、歩きやすい。 暦の上ではとっくに春だが、追うように季節は移ろう。 春は花粉の季節、でもある。 我が町・青梅は、近くに山があり、杉花粉も多い。 年間の総量では都心とさほど変わらないが、2月下旬から3月下旬にかけて大量の飛ぶ。 外から家に戻ると、玄関で着替える。 幸い、玄関近くに洗濯機があり、そのまま、着た衣服を放りこむ。 その際、当然、財布などポケットから取り出す。 それを玄関の靴箱の、置いたまま忘れたりする。 鍵は掛けているとはいえ、何となく不用心な気もするが… 考えてみれば、家中では財布は不要。 玄関に置く方が合理的な気もする。 仮に泥棒が入っても、無防備に玄関に置いてあれば、それを取っていくだろう。 下手に部屋に入られ、包丁でブスッと刺されるよりマシかもしれない。 財布ひとつくらいくれてやっても、命が助かるなら安い買い物だろう。 とはいえ、玄関に財布を置く気になれない。 これは本能的なモノなのだろうか? 考えてみれば、目に見えないモノゴトなど関心がない。 逆説的にいえば、「目に見える範囲」が自分の守備範囲なのだろう。 この視野の狭さこそが人間の、人間たる性なのかもしれない。
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by small-talk
| 2024-03-05 10:21
| 東京
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Comments(8)
2024年 02月 26日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都・青梅市、御岳山にて 水面ギリギリから滝を撮る。 この種の写真は、人の居ない時に撮るに限る。 水際で寝そべって、フレーミングする。 ちょっとした位置の違いで、結構印象も変わる。 ああでもない、こうでもないと、ブツブツ呟き、傍目からは結構怪しい人。 お互いに気まずいから、人目を避けるのが得策である。 夏のレンゲショウマ、秋の紅葉と、打って変わって静かな御岳山。 山の少し奥まった場所に、七代の滝がある。 現在、御登山のメインルートが北側だ。 山の南側にある滝へ行くには、いったん頂上近くへ登り、そこから源流へ下る。 登山ルートとしては、やや変則的。初めて訪れた時は、ちょっと不思議な気分だった。 南側から登る登山道は、通行禁止。滝から里へ戻るには、もう一度山を登り返す。 気分的には「下山」なのだが… その実、結構な登り坂が続く。 坂道を登り切ると、茶屋がある。 付近は日当たりもよい。鬱蒼とした登りから解放されると、財布の紐も緩くなろう。 一見、中途半端な場所だが、計算し尽くされた立地といえよう。
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by small-talk
| 2024-02-26 20:09
| 東京の滝
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Comments(12)
2024年 02月 19日
秋の日の滝。 もう日暮れ間近で、先を急ぐべきなのだが、撮らないわけにいかない。 当然薄暗いから三脚を立てる。 露出は6秒ほど、撮影者の気分と裏腹に、呑気なシャッター音が響いた。 僕の住む街には、ちょっと古風なカフェが多い。 東京の西の外れ、都心のようにマーケティング的に作り込み、レトロにしたのではない。 たまたまあった安い古民家を、改装したカフェである。 こういう店は、意外と高齢の人が店主だったりする。 セミリタイア、というか第二の人生で、カフェを始めたい人が多いのだろう。 都心ならば家賃は高いが、田舎ならば安い。 土地代こそ掛かるが、上物の古民家などタダ同然で、住居も兼ねて店を始める人も居る。 こちらへ引っ越すまでは、若い人が営む「お洒落なカフェ」かと思っていたが… 8割くらいはリタイア世代だろう。 そんなわけで、人気の店でも閉店することも多い。 若くて子供がいるような店主ならば、稼がなければならないが。 無理する必要もなく、セミリタイアが、本当のリタイアとなる感じなのだろう。 店を継ぐ人が現れれば良いのが、そう上手くはいかない。 古民家だから、若い世代が継ぐとなれば、もっと手を入れ、補強工事などをせねばならない。 店主も高齢だが、建物も高齢なのだ。 何事も何物も、有限で寿命がある。 近々店じまいする、古風なカフェの片隅で飲むコーヒーは、ほろ苦い。
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by small-talk
| 2024-02-19 22:43
| 東京の滝
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Comments(11)
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