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2010年 12月 11日
東京都、千代田区にて。 東京、大手町。 ビルのワンフロアに田んぼが広がる。 それも、陸稲(おかぼ)ではなく、ちゃんとした水田。 ビルの外には、車が行き交っている。 SF映画のような、不思議な光景だ。 そして、理屈では説明しづらいが、違和感を覚える。 完全に環境をコントロールした空間で、農作物を人工的に育てる。 植物工場というらしい。 ここに、自然を意のままに制御出来る、という思想があるのかどうか分からないが、そもそも農耕なる行為は、自然に対するアンチテーゼなのかもしれない。 ふと、思った。 植物は英語でプラント。 工場も英語でプラント。 奇しくも、同じ単語。 植物は、人間にとって制御すべき存在なのだろうか。 ※調べてみると、「植物工場」は英語で「plant factory」というらしい。ちょっと残念。
by small-talk
| 2010-12-11 20:19
| 東京
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Comments(4)
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hanmaondo at 2010-12-11 23:38
あまり嬉しくはないですが、宇宙に出たら
これをやらざるを得ないでしょうね。 近頃、人類の将来は長くないな、と考える のですが、もし仮に、予想を覆して栄える ことができるなら、宇宙にでるしかない、と 思います。地球をだめにしてから、ようやく 地球規模の環境維持が大事なことに気づきそ そうですしね。すると宇宙船の中で農業やる ノウハウは不可欠でしょうし。
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takeshi_kanazaw at 2010-12-12 00:16
農業を産業の一つと考えれば、自然を利用しようと工場で作ろうと、その成果物で産業としての価値が判断される。
しかし、我々は気分としては農業に産業としての価値以外の要素を求めている。それは何か? 自分でもよく判らない。 日本では農家への支援が続いているが、農業という産業への支援なのか、農家への生活保護なのか、自然保護なのか、食糧危機回避支援なのか、はっきりすべき時期に来ているかもしれない。 単に票集め支援は止めてほしいな~。
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small-talk at 2010-12-12 16:57
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small-talk at 2010-12-12 16:59
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