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2015年 06月 08日
山梨県、甲州市にて 水しぶきを上げて、流れる沢。 意外と、真横からのアングルは珍しいのかな、と思う。 この渓谷は、古くからあるクラシックコース。 最近はマイカー登山が主流となったが、昔は鉄道とバスが主流だ。 今は盛りはない登山口のバス停に、昔の時刻表が無造作に放置されていた。 トタンで出来たかなり大きな時刻表で、バスだけではなく、親切にも最寄り駅からの鉄道の時刻が記載されている。 面白いな、と思ったのは、まだ急行列車が走っていること。 しかも。 発駅が、松本・天竜峡などと、ふたつの駅が記されている。 つまり、中央線(正確には篠ノ井線だが)の松本駅からの列車と、飯田線の天竜峡駅からの列車が、途中で連結されて同じ列車となるのだ。 そういえば、昔の急行は、そういう複雑な運行をしているのが、結構あった。 何時の時刻表かと改めて見ると、隅に記された年月は、昭和58年。今から32年前か。 人間の時間觀念は、自分の人生を基準となる。 生きた年齢に反比例する長さとなる。 子供の1年と、大人の1年では、重みが全然違うのだ。 32年前のいう時間。 僕にとっては「ちょっと昔」というと大げさだが、でも、決して大昔ではない。 でも、手書きの、この時刻表は、如何にも古臭い。 錆びついたこの時刻表を見つつ、自分が思っているよりも、年月が経ったことを改めて思った。
by small-talk
| 2015-06-08 21:00
| 甲信越
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Comments(8)
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takeshi_kanazaw at 2015-06-08 23:21
確かにこのアングルは珍しいですね。
さすがに上手いですね・・・。 「自分が思っているよりも、年月が経ったことを改めて思った。」 私なんか何時もそう思いますね・・・。 32年前は ついこの間のこと は少し大げさですが、そんな感じ。
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kochira703 at 2015-06-08 23:25
水しぶきまで捉えた写真なんて、凄過ぎます!
32年という時間まで捉えた写真も、もの思わせてくれますね。
83年でしょうか、というとバブルへの助走?
半導体の華やかなりし頃。 あの時代に戻りたいです(笑) その頃なら、そう少し違った看板が書かれていたようにも思われますが。 当市、国道16号と、五日市街道が同じ道のところがあります。
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cynchia at 2015-06-09 08:41
おはようございます、私は、ちくま派でした、
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small-talk at 2015-06-10 22:39
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small-talk at 2015-06-10 22:41
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small-talk at 2015-06-10 22:45
iwamotoさん、いらっしゃいませ。
あの頃はアメリカが警戒するくらい、強かったですからね。 どうしてこれほど差が付いたのか、色々、意見はありますが、やはり、優秀な人材を世界中から集める仕組みがアメリカの強さなのでしょう。
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small-talk at 2015-06-10 22:50
cynchiaさん、いらっしゃいませ。
ちくまの夜行は、寝台車も連結していましたよね。 松本で、大糸線へ入るアルプスと、篠ノ井線に入るちくまが、互いに乗り換えられるように、隣のホームに並んでいました。
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