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2016年 04月 01日
岐阜県、多治見市にて シデコブシの花。 愛知、三重、岐阜県に生息する、モクレンの仲間である。 準絶滅危惧種に指定されたこの花は、意外にも、県道沿いの林に咲いていた。 名古屋近辺 〜というよりも中京地区一帯〜 は、その昔、巨大な湖だった。 400万年ほど前、まだ、人間の祖先が、アウストラロピテクスだった頃。 大きさは、現在の琵琶湖の6倍くらい。 その沿岸だったとされる地域に、シデコブシの自生地がある。 湿地に好んで生えるのは、今も昔も変わらないのだろう。 シデコブシは、小さな沢沿いの窪地に咲いていた。 かつての湖畔に咲く様を、少しばかり想像した。
by small-talk
| 2016-04-01 00:32
| 近畿
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Comments(8)
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takeshi_kanazaw at 2016-04-01 10:11
フムフム、そうだったのか・・・。
中京地区に住んでいても、全然知りませんでした。 我家も太古の昔はきっと海の中だったに相違ない。 多治見の南の 瀬戸物で有名な瀬戸市 。 名前からして水の傍にあったということを表していますよね。
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at 2016-04-01 12:13
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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kochira703 at 2016-04-01 17:53
壮大な話ですね。
太古の昔の湖畔のシデコブシも、上品に佇んでいたことでしょう。
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small-talk at 2016-04-01 21:05
takeshi_kanazawさん、いらっしゃいませ。
400万年前の湖は、淡水湖でした。 「東海湖」と呼ばれています。 当時、人間は居ないので、現代人が名付けたのですがね。 名古屋近辺が海だったのは、更に一千万年以上前となるます。
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small-talk at 2016-04-01 21:16
鍵コメさん、いらっしゃいませ。
趣味のブログだから、読者層を想定して、とか大げさな話ではありませんが、専門家しか分からないような文章は避けています。 もっとも、そもそも、僕の知識が追いつかないです(笑) 一応、裏取りはしていても、付け焼き刃的に調べて書いていますしね。 せめてもの、読みやすい文章にするくらいでしょうか。
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small-talk at 2016-04-01 21:26
iwamotoさん、いらっしゃいませ。
コメントを拝見して調べましたが、学名は「Magnolia stellata」なのですね。 「星みたい」といえば、正面からみれば、星みたいな感じです。 考えてみれば、星印→★ が一般的にいう「星みたい」な形で、実際の星は、大半は点ですものね。
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small-talk at 2016-04-01 21:28
kochira703さん、いらっしゃいませ。
自分で書いていていうのもなんですが、巨大な湖なので、感覚的には、海辺みたいな景色だったのかもしれません。 でも、なんとなくロマンのある話ですよね。 古代の湖で、独自進化した種が、その場所に点在しているのですから。
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