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2017年 08月 12日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 長野県・松本市、上高地にて テントというものは、なかなかにして、よく出来ている。 布一枚なのに、最低限ながら「家」となる。 一人用のテントなら、畳めば小さな枕くらいで、重さは1kg強。 飛行機は人間を鳥にしたが、テントは、人間をカタツムリにした。 男は家を持って一人前、なんて、昔は云われていたらしい。 安いテントならば、高校生が半月もアルバイトをすれば、買えるお値段。 一人前になるのは、案外、容易い。 昨年、テントを修理した。 出入口のファスナーが、壊れたのだ。 メーカーに送り、見積もりをお願いしたところ、こう言われた。 「このテントは19年前に、製造されたものです。 生地が劣化して防水性もかなり落ちてますが、それでも修理しますか?」 つまり、暗に買い替えた方が良いのでは、と言いたいのだろう。 でも、直すことにした。 愛着のあるテントだから、と言えば格好いいのだが。 僕は天邪鬼、かつ、斜に構えたひねくれ者なので、ソロバン勘定に長けた奴め、と思ったのだ。 直ったテントを持って、冬の上高地へ出かけた。 冬ならば、雪は降っても雨は降らない。 防水性も、要らない。 安直だが、まあ、様子を見るのに打ってつけだろう。 僕のテントは、布の生地に付いたふたつのスリーブ(袖口)に、それぞれ、金属製のポールを通して、組み立てる。 ポールを、スリーブの端に付いたリングに固定すると、ポールが弓形となって、起き上がる。 すると、ピラミッドのような形となり、完成。 そのように構造だから、ポールをリングに固定するのに、ちょっと力がいる。 いわば、強引にポールを挿して、弓形にするのだから。 さて。 直したテントを組み立てようとすると、ポールが中々、固定用のリングにハマらない。 布が伸びず、リングがポールの端に届かないのだ。 寒くて布が固くなり、伸びにくいのもあるが、やはり劣化しているのだろうか? 昔は、これほど、苦労した覚えはない。 結構、悪戦苦闘して、なんとか、組み立てたのだが。 やはり、そろそろ、替え時かなと、悟った。 教訓。 プロフェッショナルの忠告は、素直に聴くこと。 そのほうが、結局、安上がりで、何といっても安心・確実・安全だし。 数ヶ月後にテントを買い替えた。 直したメーカーの、すなわち、信頼のおけるメーカーの後続商品を。 テント用具一式を持って歩くのは、それなりに体力がいる。 歳を思えば、多分、生涯最後のテント。 「終の住処」は、遅まきながら、少しだけ、人間を素直にした。
by small-talk
| 2017-08-12 17:00
| 北アルプス
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Comments(16)
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umi_bari at 2017-08-12 22:09
写真はバグースです。
テントとか、最近は違っているのでしょうね。 アラックは、20年以上前の日体大時代の古い テントでのキャンプ実習しか知らないんですよ。 薪を一本、小刀を一本、これだけで、ご飯を炊けが 日体大のミッションでした。 もう、覚えたいませんが、ご飯を食べました。 そう、与えたれたマッチの数は三本でした。
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dacha883 at 2017-08-12 22:12
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takeshi_kanazaw at 2017-08-12 23:03
上高地の川霧ですね・・・。今年も行っていないな、上高地。
「終の住処」の話。 私の場合「終の車」 私の車は20年選手。 先日大雨の時にワイパーが動かなくなった。 茶臼山の道だったので、しばし停車して雨をやり過ごしたが・・・。 「もう20年ですから、彼方此方痛みますね・・・」と整備士。 でも、私はお金もないし、この車で最後までと思ってます。
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sternenlied2 at 2017-08-13 17:04
テントって利用したことがないのですが、
子供の頃は憧れてましたね。 使い慣れたら便利で居心地も良いのでしょうね。 テントを持ち歩いてらっしゃるsmall-talkさんって どことなくスナフキンのような方ですね^^
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iwamoto
at 2017-08-13 19:43
x
草刈り機を買いました。 本日、最初の運転。(といっても人が押すのですけど)
今までのが凄く重くなって(質量じゃないですよ、切るための押す力が要求されるってこと) 新しいのは、いかにも、ヤワなのですが、シュルシュル切れます。 数千円のものですから、壊れたら捨てれば良いのですが、なかなか買い替えられなくて。 テントで寝たことが一度だけあります。 60年以上昔のこと。 布でしたよ、切妻みたいな形。 カーキ色でしたね。 軍のものかしら(笑) 帰りは特別にパパのご威光でパトカーに乗せてもらいました。 車種はジープ型でした。 二世帯住宅って「対の住処」、でしょうか。
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aitoyuuki32 at 2017-08-13 22:10
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kochira703 at 2017-08-14 08:53
深い森が続いていたから、それにお盆だから(?)、
「終の住処」というタイトルから、樹木葬か散骨かがテーマかと思いましたよ。 こんな静かな森で眠りたい、とかなんとか(笑) まあ、これが今の私の関心事ということなんでしょうね(笑) 山に行っていた頃は、軽いテントがまだ新しくて、組み立てる順番などややこしかった記憶があります。 それからのテントは、どんどん軽く扱いやすく、快適になっていったようですね。
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small-talk at 2017-08-14 16:29
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small-talk at 2017-08-14 16:31
dacha883さん、いらっしゃいませ。
天気の悪い日でしたが、それが功を奏したようです。
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small-talk at 2017-08-14 16:35
takeshi_kanazawさん、いらっしゃいませ。
20年で、ご旅行にもよくお出かけですので、かなりの走行距離なのでしょうね。
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small-talk at 2017-08-14 16:37
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small-talk at 2017-08-14 16:41
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small-talk at 2017-08-14 16:43
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small-talk at 2017-08-14 16:47
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small-talk at 2017-08-14 16:51
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