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2019年 02月 12日
昨年の暮れの、ある日の朝。 霧が色づく、朝日が空に滲む。 色の濃さと、霧の濃さが反比例しているのか、上空は暗い。 雪が降る、という天気予報を聞くと、家に籠もる準備をしてしまう。 鍋やら、シチューやら、暖かいものを作る食材を買い込む。 時間を持て余すから、本も何冊か用意する。 家から一歩も出なくとも、健康で文化的な生活をするつもりで。 でも。 今回は、予報に反して、さほど降らなかった。 朝起きて、外を見ても、雪景色ではない。 ほんの少しだけ、雪が舞っているようにも見えるが、道行く人は、傘を差していない。 恐る恐る、外へ出てみる。 意外と寒くない。 むしろ、放射冷却の晴れの日よりも、暖かいかもしれない。 土曜日の朝、街は静かだ。 車も少ない。 みんな、家に籠もっているのだろうか。 雪を覚悟して、家でノンビリ過ごす腹を決めているようだ。 折角なので、静かな道を、散歩する。 結局、東京は殆ど雪が積もらなかった。 幸い、というべきだろう。 でも、雪景色も見たいとも思った。 悪天候の中、ほどほどに安全が保証された空間で過ごすのは、楽しい。 僕の性格が、悪いというか、ひねくれているのかもしれないが。 でも、幸せとは、相対的な部分も、多分にある。 外にいる辛さを想像しつつ、暖かい鍋をつつく幸せ。 風雪が舞う中、窓際で本をくべるようにめくる、幸せ。 他人の不幸を喜ぶわけでもないが、自分に被害が及ばないことの、幸せ。 今回は、その幸せは無かった。 もっとも、鍋も食べたし、本も読めた。 相対的、ではないが、悪くない雪の日だった。
by small-talk
| 2019-02-12 20:15
| 東京
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Comments(12)
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umi_bari at 2019-02-12 20:33
素晴らしい光景をありがとうございます。
お見事バグースです。 鍋は良いですよね、冬はたまりませんね。 雪国の方は本当に生活が大変だと思ってしまいます。
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何も無い日、万歳。 と言いますよね。
あの日は、思ったよりも降らなくて良かったのですが、もうちょっと振ってくれても、なんて思ってしまいます。 ジェットコースターのように、保証された安全の中での危険感。 本を読む楽しみは、もはや自分の中には少なくなりましたが、盛り返してくると嬉しいです。 やはり、目が不自由ですね。 近視と乱視。 写真は心の目で撮れるので、それは苦しくないんですが。 写真もお話と同様に朝の様子でしょうか。 籠る日の木漏れ日をお楽しみください。
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small-talk at 2019-02-12 22:40
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kochira703 at 2019-02-12 22:42
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small-talk at 2019-02-12 22:43
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sternenlied4 at 2019-02-12 23:17
籠る日の幸せ、写真の色調は
まさにそんな幸せの色合いですね! 静謐な温もりを感じさせます。 こんな日にはsmall-talkさんは 何のジャンルの本を読まれるのでしょうね。 文学派、それとも専門書?
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small-talk at 2019-02-13 07:08
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small-talk at 2019-02-13 07:09
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takeshi_kanazaw at 2019-02-13 12:02
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small-talk at 2019-02-13 17:09
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saitamanikki2008 at 2019-02-14 11:01
こんにちは。
そう あの日は、寒冷の地 北海道の気温が大きく報道されたので、 大寒と思ってましたが、以外にでしたね。 関東では、冬 2~3回の雪景色 やはり見たいし、撮りたいです。 薄雲の中に太陽と雪景色 奥多摩ですか。 暖かい場所と寒い場所を選べる幸せ ある意味贅沢ですよね。
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small-talk at 2019-02-14 11:45
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