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2008年 01月 20日
東京都、港区にて。 「アール・デコの館」として知られる、旧朝香邸(東京都庭園美術館)。 1月12〜14日の期間中「じっくり見よう!アール・デコ-家族でパチリ!写メもOK」という特別に撮影出来る企画を開催した。 写真好きの人が、なんらかの折りにこの美術館を訪れれば、撮ってみたくなるだろう。 細部までアール・デコの意匠を凝らした室内は、美術や建築の知識が無くともその素晴らしさは理解出来る。 ただ、如何せん、ここは美術館。館内は撮影禁止で、残念な思いをする。たぶんそうした声が多寄せられたのだろう。なかなか、粋な企画だ。 比較的、天気の良さそうな最終日を選ぶ。室内とはいえ、日が射し込んだ方が綺麗なのだろうと思ったから。もっとも、天気予報が外れて、前の日の方が天気が良かったのだけれど。そして、開館と同時に入場し、なるべく混まない時に、写してしまおうという魂胆だ。 美しく意匠的な被写体を撮るのは、純粋に楽しい。技術的に問題が無ければ(もっともこれが難しいのだけれども)、綺麗な写真になることを保証されているようなものだからだ。 ただ、仮に綺麗な写真が出来ても、元々、意匠的なものをコピーしているのに過ぎないのならば、写真としての作者性は低いのだろうか。それとも、その意匠を、どのように解釈したかという美意識による、創造性があるのだろうか。 帰りの電車の中で、稚拙な「ゲージュツ論」を、ちょっぴり考えてしまった。
by small-talk
| 2008-01-20 20:12
| 東京
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Comments(8)
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y_and_r_d at 2008-01-20 20:16
こんばんわ。
この企画行きたかったですね〜。 庭園美術館は見にいったことがあるのですが 撮影ポイントの多さに憧れていたのです。 どの写真も切り取り方のアイデアがはっきりしていて ちゃんと創造性を感じますからご心配なく。
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hanmaondo at 2008-01-20 22:02
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ROLLEHIRO at 2008-01-20 22:29
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itchyshinnz at 2008-01-21 22:04
こんばんは。
>その意匠を、どのように解釈したか この部分が、重要な気がします。 人それぞれに解釈の仕方があるから 意匠的なものを撮っても、やはり個性が出ますね。 焦点距離も、切取り方も、人それぞれで、逆に同じカメラ・レンズを 使っていても、同じ写真を撮るのは難しい気がします。 アール・デコの美しさ、伝わってきましたよ。 こういう粋なイベント、いいですね。
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small-talk at 2008-01-22 22:09
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small-talk at 2008-01-22 22:10
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small-talk at 2008-01-22 22:13
ROLLEHIROさん、いらっしゃいませ。
一度、行くとファンになりますよ、きっと。
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small-talk at 2008-01-22 22:18
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