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2016年 09月 22日
神奈川県・南足利市、夕日の滝にて 滝の背後から、日が射す。 完全な逆光。 上手く撮れるのか判らないが、とりあえず写す。 太陽の周りを囲うように、七角形の模様が描かれた。 ピントの外れた飛沫か、いわゆる「ボケ玉」である。 このように写るとは、予想だにしなかった。 でも、これはこれで、中々、面白い表現ともいえる。 作者の意図しないものが映り込むのは、失敗なのか。 それとも、結果オーライで、成功なのか。 余談だが、結果オーライの「オーライ」は、英語の "All right" が由来。 でも、この写真の場合、"All light" のほうが相応しい。 輝く太陽、飛沫のボケ玉、昼なお暗い岩壁、絹のような滝。 光りの、オールキャストなのだから。 それに。 未だに "R" と ”L" がキチンと発音できない僕にとっては、どちらも同じようなものだから。 #
by small-talk
| 2016-09-22 10:15
| 首都圏
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2016年 09月 19日
愛知県・知多半島、美浜町にて 日本人の原風景を平均化したような、どこか、懐かしい光景が広がる。 つまり、何所にでもある、いや、何所にでもあった懐かしさ。 日本の田んぼは、この40年で3割ほど減った。 都市やその近郊ならば、もっと減っているであろう。 たとえば、東京都では、四分の一くらいになった。 都市部はほぼ皆無、郊外へ行けば見かけるも、宅地の狭間に、申し訳なさそうにある程度。 子供の頃、ありふれたものが、少しずつ失われる。 いつの間にか無くなると、気が付かない。 旅先で、「昔、ありふれた」風景に出会うと、気が付かったことに、気が付く。 僕が物心ついて育ったのは、東京の衛星都市。 数十年前とはいえ、ここまで立派な田園ではないだろう。 だから、ワインが熟成するように、心の中で美化されて、それがちょうど、目の前の光景と合致しているのかもしれない。 蝉の声がにぎやかな、残暑の午後。 どこかで読んだ、芭蕉の句の考察を思い出す。 曰く、蝉がうるさいにも関わらず 「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 と詠んだのは、現実の音量ではなく、精神的な、心の中の静けさなのだと。 今の僕も、その心境に近い。 精神安定剤のような光景が、目の前にあるからなのだろうか。 #
by small-talk
| 2016-09-19 21:09
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2016年 09月 18日
東京都、調布市にて マヤランは、ちょっと不思議なラン。 葉を持たず、つまり、栄養分を他の生物から得て生活する。 環境庁のレッドリストでは、絶滅危惧II類に指定されている。 大抵の植物は、根に菌を「飼っている」。 植物に菌が寄生している、ともいえるのだが、互いに共存しているので、寄生ではない。 植物は光合成で造った糖を、菌に供給する。 かわりに、菌は土から吸収した栄養素、たとえば窒素などを、植物に供給する。 そのような共利共存を、相利共生という。 しかし、マヤランの場合、光合成をせず、つまり、ほぼ、一方的に菌から栄養分を得て、生活している。 つまり、ギブ・アンド・テイクではない。 相利共生ならぬ、片利共生なのである。 マヤランを支える菌は、ベニタケ科のキノコだという。 つまり、ベニタケのないところでは、マヤランは生育できない。 ベニタケは、特定の種類の木としか、共生できない。 つまり、マヤランは、特定の種類の木が生えている近くでしか、生育しない。 不届き者が、盗掘して家に持ち帰っても、枯らしてしまうだけなのだ。 マヤランが、調布の神代植物園に咲いている、という話を聞いて出かけて見た。 入口の門にいる職員に聞いたところ、即答でマヤランのある場所を教えてくれた。 マヤランが咲いていたのは、なんと、ベンチの下だった。 1メートル四方くらいの木のテーブルと、長細い木のベンチがセットになっている、公園によくあるやつだ。 そのベンチの下に、人知れずマヤランが咲いていた。 殆どの人は、そんな絶滅危惧種が自分のお尻の下にあることなど知らずに、おにぎりを頬張っているのだろう。 ベンチの下に咲いている、ということは、植物園といえども、このマヤランは自生しているのだろう。 そんな、植物園の管理下にない花まで、入口の職員は、即答した。 大したものだ。 よほど、花の好きな人なのだろう。 ベンチの下の幸せを、知るほどの。
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by small-talk
| 2016-09-18 10:23
| 東京
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2016年 09月 16日
滋賀県・米原市、伊吹山にて 霧に霞む草原。 動物の尻尾のような、白く長い花が揺れる。 花の名は、サラシナショウマ。 これだけの群落は珍しい。 道楽というか、趣味というべきか、非営利と、ちょっと恰好つけるかはともかく。 こんなブログでも、記事の多少なりとも、信憑性を高める努力をしている。 一応、花の話題の時は、図鑑やインターネットで調べてから載せる。 伊吹山は花の名所で、「イブキ」を冠した花も、数多い。 そして、僕が知る範囲では、サラシナショウマの群落は、伊吹山が一番だと思う。 だから個人的には、イブキショウマと呼ぶに相応しいと思うのだが、更級、つまり信州の一地域を冠している。 確かに信州にも咲いてはいるので、僕が知らないどこかに、広大な群落地があるのだろう。 でも、調べてみると、どうやら、それは早合点だったようだ。 サラシナショウマは、漢字では「晒菜升麻」と書くらしい。 「更級升麻」とも併記されているが、「晒菜升麻」を先に記している。 名の由来は、若葉を茹でて、水で晒し食用にすることから、などと書かれている。 だから「更級」のほうは、当て字なのだろう。 「水で晒す」のが由来なのは、よほど、苦いからなのか。 サラシナショウマは、漢方の薬草でもある。 なるほど、「良薬は口に苦し」なのだろう。 などと、締めくくろうと思いきや、一応、調べてみると、これも早合点だった。 薬用部位は根茎で、葉ではないとのこと。 調べて良かった。 「根も葉もない」話を書かずに済んだのだから。 #
by small-talk
| 2016-09-16 22:44
| 近畿
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2016年 09月 14日
長野県・小谷村、栂池にて ゴゼンタチバナの花。 花も綺麗だが、規則正しい葉もまた、美しい植物だ。 森の、少々薄暗いところにも咲き、小さいながらも端正な白い花は、意外と目立つ。 この花は、針葉樹林でよく見かける。 登山では、大抵、中腹の急登。 そんな、森の道で出会うと、休む口実が出来るのがよい。 もっとも、決して珍しい花ではないので、やたらと道草をしてしまい、中々、前に進まなくなるのが困りものなのだが。 #
by small-talk
| 2016-09-14 23:34
| 北アルプス
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