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2013年 07月 02日
長野県、大泉村にて。 奥秩父での山歩きの帰りに、美しの森へ寄った。 美しの森は、清里にほど近い観光名所。 この名前は、いかにも観光客に媚びた地名だと思っていた。 新興住宅地で不動産会社が、三流のコピーライターに捻り出させたような、そんな名前。 しかし。 どうやら、それは穿った見方だった。 名前の由来には、ふたつの説があるらしい。 ひとつは、八百万の神様が天下り祭りごとを相談した「いつくしい」場所だったから。 もうひとつは、元々「宇都久志森」と呼ばれていたから。 「宇都」とは獣道、「久志」は越すのあて字で、つまり、「獣たちが歩く小山」という意味だそうだ。 (出典:八ヶ岳検定) 八百万の神様と、山に宿る獣たち、ごめんなさい。 「三流のコピーライター」などと比喩してしまい、謝らなければならない。 それは兎も角、美しの森にはクリンソウの群落があった。 帰り道に寄った「帰りがけの駄賃」なので、下調べもせず予備知識もない。 他の自生地より濃いめの色合いで、なかなか素晴らしい「美しの森の花」だと思う。
by small-talk
| 2013-07-02 21:43
| 甲信越
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Comments(6)
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kochira703 at 2013-07-02 22:44
クリンソウが群生している「美しの森」・・・・
現し世とも思えない場所が、この世にはまだあるのですね。 この間、六甲高山植物園で花後の群生を見て、花の時に来ようと思いましたが、こっちの方に魅かれます。行きやすい所なのかなあ?
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iwamoto
at 2013-07-02 23:30
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small-talk at 2013-07-03 07:05
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small-talk at 2013-07-03 07:07
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takeshi_kanazaw at 2013-07-03 11:10
チョット何時もの写真と雰囲気が異なりますね。
クリンソウ? 綺麗ですね。私は見た記憶がありませんね。 ネーミングについてのコメントは面白い。 〇〇街道とか△△の森など、現地へ行ってみないと判らない。 イメージがマッチしているケースはそう多くないですね。 でも、ネーミングで選んでしまうので、大事かも知れません。
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small-talk at 2013-07-03 21:58
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