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2018年 07月 17日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 長野県・上松町、木曽駒ヶ岳にて 午前3時22分、日の出まであと、1時間18分ほど。 新月の2日後、星の数ほどの星が、空に輝く。 薄明の時を迎え、地平線が東雲色に染まる。 意味不明とおぼしきタイトルだが、付け焼き刃のウンチクを。 薄明、つまり、夜明け前や日の入り直後は、ほんのり明るい空が広がる。 「薄明」には、幾つかの段階がある。 天文薄明…6等星が見える程度の薄明。真っ暗ではないが、普通の感覚ならば夜。 航海薄明…海と空が見分けられる程度の薄明。主だった星座が判別できる程度の夜空だ。 市民薄明…1等星が見える程度の薄明。晴れていれば、ライトなしで道を歩けるくらいの明るさ。 天文学的には、太陽の角度でちゃんと定義されている。 上の写真は「天文薄明」の時間帯。 もう少しで、「航海薄明」となる、ギリギリの天文薄明だ。 写真的には、中々「美味しい時間」といえる。 星もかなり写るし、地平線もそれなりに染まる。 加えて今回は、新月に近く、雲も少ない。 殆ど無風状態で、山の稜線でもブレずに撮れる、コンディション。 かなり、運が良かったといえる。 日頃の行いが宜しくない僕だが、神様が見逃してくれたよう。 ギリシア神話で、全宇宙と天候を支配する、いわば「一番エラい」神様、ゼウスの気まぐれか。 もうひとつ、幸運だったのは、寝坊をしなかったこと。 写真を撮りに山に登るくせに、僕は意外と寝坊をしてしまう。 この日は、なぜか、夜中に目覚めた。 テントから外を眺めると、夜空が眩かったので、そのまま、歩き始めた。 星にほんの少し近い、山頂を目指して。 そして、時折三脚を立て、キラキラ星の歌に耳を傾けた。
by small-talk
| 2018-07-17 21:00
| 甲信越
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Comments(10)
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umi_bari at 2018-07-17 21:15
アラック、大昔天体写真から始まりましたが、寒さに負けました。
就職をしてダイビングの世界で復活しました。 天体写真、やっぱり夢がありますね、お見事バグースです。 blog、一週間に一回くらいしか更新出来なくなってしまいました。
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kochira703 at 2018-07-17 21:17
ドラマチックな写真にゼウスの名も似つかわしく、どんな蘊蓄かと楽しみに読んでいきましたよ。
薄明にも、天文、航海、市民の段階があるのですか!ネーミングも由緒正しき感がありますね。 来週は、以前お勧めの千畳敷カールに行って来ます。
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sternenlied3 at 2018-07-18 00:28
天文薄明の星々、素晴らしいですね!
久しくこんな星空を見てません。 特にこの季節、10時を過ぎてもまだ薄明るいですから、 直ぐに眠たくなって、10時にはもう寝てますので、 見れるわけもなく。ポツポツと数個の星が見れるだけですね。
記事の内容から、先週末のことでしょうか。 流石に夜が短いですね。
「きらきら星」といえば、モーツァルトのK.265を思い出しますが、あの「きらきら星変奏曲」は星のイメージを持っていないようです。 ということで、あの曲にその名は間違ってる?(笑) 彼の作曲はシャンソンを元にして、1778年。 広く知られる「Twinkle, twinkle, little star」は19世紀に作られた詩なんですって。 だから、モーツァルトはシャンソンの歌詞である「ねぇ、お母さん聞いてよ。 恋がわたしを駄目にした」というイメージだったのか・・・。
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small-talk at 2018-07-18 12:16
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small-talk at 2018-07-18 12:17
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small-talk at 2018-07-18 12:19
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small-talk at 2018-07-18 12:43
iwamotoさん、いらっしゃいませ。
まあ、あれですよね、きらきら星変奏曲(の原曲)は、モーツァルトが変奏しなければ、これほど後世まで残らなかったかもしれませんね。 流行歌は、優れていても、耐久消費財というよりも、消耗品ですからね、可哀想にも。 それと。 村上春樹氏が翻訳した本の装丁は、作者より、村上さんのほうが大きく記されている、みたいな感じでしょうか(笑)
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takeshi_kanazaw at 2018-07-18 13:59
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small-talk at 2018-07-18 18:26
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