当ブログについて
カテゴリ
全体 -初めていらした方へ- 北海道 東北 北アルプス 上信越の山 首都圏 東京 関東 上州 甲信越 北陸 東海 近畿 中国地方 四国 九州 影のシリーズ 東京の滝 近畿 送電線シリーズ コンピュータの話題 その他 タグ
山(1560)
植物(1138) 郊外(902) 森(524) 朝日・夕日(458) 歴史・文化(281) 雪(252) 建築物(230) 都市(224) 川(186) 海(178) 湖沼(153) 紅葉(129) 夜景(108) 滝(83) 動物(75) 街(66) 乗り物(64) 島(41) おいしい食べ物(4) 以前の記事
記事ランキング
最新のコメント
フォロー中のブログ
「料理と趣味の部屋」 BAGUS! 但馬・写真日和 白金の森から ヒトは猫のペットである DTPサムライのブログ 未来はみじん切りのタマネギ ◎Minami-Alps... ハンマー音頭の写真日記 野のものたちの記憶 窓辺にて ローリングウエスト(^-... さぬき写真工房 にごろぶなの歌 写録番外編 さいたま日記 小さな森の写真館 (a ... BLACK BEANS ... Black Face S... 70410 日記のような写真を Life with Leica S H O P H O T O HarQ Photogr... Silver Oblivion toriko 風の通る庭 光と影をおいかけて 徒然なるままに 春の歌 春の香り くろねこのぶらり春夏秋冬 日記のような写真を2 そらいろのパレット 幸せごはんのJazzかげん シンシアの部屋 木陰のアムゼル2号庵 Soul Eyes 木陰のアムゼル3号庵 バリ島大好き ひだまりのアムゼル 四月の魚 ひだまりのアムゼル2号庵 馬鹿の皮 画像一覧
|
2023年 09月 28日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都・青梅市にて 雨冷えで、一気に花開いた彼岸花。 この花の見頃は、意外と短い。 その上、暑さがぶり返すとバテ気味となり、色褪せる。 意外と気難しい花だと思う。 なんとなくニュースを眺めていると「幸齢社会実現会議」なる文字が飛び込んだ。 僕の両親も高齢だ。介護保険制度の認定基準だと、母は要介護1、父は要支援1。 政府が高齢化社会と向き合うのは、良いと思う。支援や対策も進めて欲しい、総論としては。 でも「幸齢」は、違和感しかない。「高齢」では何か不都合でもあるのか、逆に疑ってしまう。 個人的見解、というか、個人的偏見だが。 こういう、言葉遊びというか、下手なダジャレは、本質を誤魔化したい時に使う。 例えば、ブラック企業の求人で「人財」とか、のたまう。 人は「資材」でなく「財産」だから「人材」。ならば「逸材」「偉材」もダメということになる。 「人財」と得意満面な企業は、他にアピールポイントがないのか。待遇や福利厚生などが優れているならば、センスの悪い言葉遊びなどはしない。 当て字にする、ことは昔からよくある。 「金を失いたくない」から、「新日本製鐵」みたいな。まあ、これくらいは、ゲン担ぎで逆に微笑ましい。 豆腐を「豆富」と記すあたりから、モヤモヤしてくる。「豆腐」が腐敗したモノだなんて、誰も思わないのに、当て字をする。 「いや、豆腐は栄養豊かで、豆富というべきなんですよ」 などと、一方的に意見を押し付けられた、説教くさい口上だと思う。 とはいえ、豆腐は食べ物。「熱さまシート」みたいな、ダジャレ商品名だと思えば、悪くもない。 多くの人は、若い時ならばともかく、歳を取りたくない。体力は衰え、物忘れは進み、何より確実に死が近づく。 それを「幸齡」などと美化されて、嬉しいだろうか? 今の日本政府は、「人財」が不足しているのか。
#
by small-talk
| 2023-09-28 16:18
| 東京
|
Comments(6)
2023年 09月 21日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都・青梅市にて おうち写真、台風の前日編。 悪天候の前らしく、赤い夕日が妖しげ。 予想通り、夜間から豪雨となった。 少し前のニュースだが。 三浦雄一郎さんが、車椅子で富士山へ登った。 三浦さんといえば、五大大陸最高峰からの、スキー滑走で有名な、登山家・スキーヤーだ。 近年、下半身が麻痺し、多数のサポートで車椅子で登頂した。 予想通り、世間は、賛否両論だった。 ネガティブな意見を取り上げると… 他者に牽かれて、車椅子で登るのは如何なものか? 只でさえ、混み合う富士山で迷惑なのでは? 事故があったら、どうするのか? 分からないでもない。もっとも、サポート隊には息子の三浦豪太さんもいる。 元オリンピック選手にして登山家、高山病の研究も手がける医師でもある。 おそらく細心の注意をし、予め、自治体などの関係機関には連絡しての登山だろう。 事故や登山道での通行に関しては、相当な配慮した、と思う。 「車椅子で山に登る」ということは、どうか? 他人のサポートで登る事に、著名な、そして数々の実績のある登山家として、どのような評価を受けるのか? 実は、「車椅子登山」は結構、昔から行われている。 もう30年以上前だが。 南アルプス・夜叉神峠で、ボランティアが車椅子を牽いて登るのを見たことがある。 野次馬根性で眺めると、最低でも4人が必要。 前後に2人ずつ、後方のサポーターは車椅子自体のコントロールもせねばならない。 力任せに担ぎ上げれば良いのではなく、登山道の起伏に合わせて登るのは、かなりのテクニックを要する。 ボランティアも、かなりトレーニングをしないと、こうはいかない。そのボランティアが、時折交代しつつ、少しずつ登る。 ひとりの人を登頂させるのに、10人以上のスタッフがいた。 夜叉神峠は麓の林道から歩いて、1時間程度だ。 ハイキングコースとしては、比較的楽なコース。 それでも、車椅子を担ぎ上げるならば、相当な苦労が伴う。 夜叉神峠は、アルプスの展望台。日本で二番目に高い北岳から連なる、白峰三山が美しい。 今日は快晴、雲ひとつない。 登り終えた「車椅子隊」は、歓声を上げた。 面白いな、と思ったのは、どちらというとボランティアの方が嬉しそうだった事。 その日の天気のように、晴れ晴れとした顔だ。 登山の歓びは、苦労に比例するのだろうか? もっとも、「車椅子の人」にしてみれば、嬉しさと共に、申し訳ない気持ちもあったのだろう。 どこか、引け目があるのかもしれない。 日本は憲法で「国民の生存権」を保障する。 その生存権を具現化したのが「社会保障」であろう。 それなりに福祉国家で、国民皆保険もあれば、生活保護もある。 累進課税制度で、富の再分配もある。 それが充分かどうかは議論はあるが、「社会的弱者」を助ける仕組みがある。 時折、思う。 社会的弱者は「引け目」を感じる必要は、あるのだろうか。 民主主義、などという観念のない時代には、酷い差別もあっただろう。 でも、その一方で、昔から互助的な仕組みもあった。 たとえば、江戸時代の「感恩講」は、豪族が私財を投じ、さらに市井の庶民から寄付を募った民間の基金だ。 集めた金は、困窮者救済や飢饉対策に充てたという。 つまり、人間の心の底には、「社会保障」な観念も持ち合わせている。 仮説を立てれば。 人間社会は、多様な「性質」の遺伝子を温存することで、想定外の事態を乗り越えた。 見かけ上、「社会的弱者」であっても、すべからく遺伝子をプールするのが、生存戦略なのだろう。 そう考えれば、いち個人が「引け目」を感じるのは、意味がない。 それに、「弱者に優しい社会」は、もし将来、自分が弱者となったときの「保険」でもある。 車椅子で富士山に登った三浦雄一郎さんは、晴れやかだった。 そこには引け目はない。 それで、良いのだと思う。
#
by small-talk
| 2023-09-21 22:59
| 東京
|
Comments(8)
2023年 09月 12日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 群馬県・片品村、尾瀬にて 17年前の写真。 今のカメラに比べると、ハイライトのトーン、例えば、太陽などは多少画質が見劣りするか。 でも、意外と悪くない。世の中、進歩しているようで、さほど本質は変わらない。 当ブログは、今日が17歳の誕生日。 また、この記事で3千回。ふたつの節目となった。 ここ2〜3年は更新頻度が落ちたが、今後もマイペースで細々と続けたい。 このブログは2006年に開設。 TwitterやFacebookの日本語版が登場する前だ。 個人の発信ツールとして、ブログがちょっとしたブームだった。 日記などもそうだが。 別段、書かなくとも生活に支障のないブログなど、長く続ける人は少ない。 当時も「ブログ3年寿命説」なんて言われていた。 三日坊主の僕が、長期間ブログを続けているのは、ある意味、奇跡だろう。 それなりに長い年月書き続けると、備忘録となる。 昔は何をしていたのだろうと、時折、記事を見返す。 ついつい、前後の記事なども読んでしまう。 読む人も少ないこのブログの、いにしえの記事など、僕以外は読まないであろう。 全世界に公開されてはいるが。 その実、単なる個人的な日記でしかなく、なんともシュールである。 それで良いのだ。 褒められもせず、くさされもせず、世の中の片隅で、ひっそりと書き続けれたい。
#
by small-talk
| 2023-09-12 14:04
| 首都圏
|
Comments(16)
2023年 09月 04日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて 蜘蛛の巣、三景。 森の中でひっそりと、そして大胆に巣を張る。 様々なバリエーションがあり、その創造性にビックリする。 蜘蛛にちなんだ話を。 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は、児童向け作品集「赤い鳥」へ寄稿した短編。 彼が26歳の時に執筆した作品だ。 地獄に堕ちるほど、悪いことはしていない、とは思うが。 まあ、本人の評価などアテにならない。 近い将来、地獄で「蜘蛛の糸」が垂れたなら、その先に、極楽があると信じるだろうか? そもそも「蜘蛛の糸」は捕獲装置。 疑り深い僕としては、 あなたは当選しました!おめでとうございます! 的詐欺かと訝しむ。 閑話休題。 芥川龍之介は、かの「羅生門」も23歳に発表。今の感覚からすれば、随分若い時期に書いている。 そもそも、35歳で自殺した彼の一生は短い。 どうやら、精神を病んでいたらしく、今ならば抗うつ剤で回避できたやもしれない。 歳をとるにつれ、偉人の享年が、気になるようになった。 意外と短い人生、の人も多い。 彼ら彼女らは、現在の自分より短い人生で、偉業を成し得たことに、なにか焦りを覚える。 いや、偉人と比べるなど僭越にして、憚るのだが。 思うに「偉業を達成しない」ことに、焦るのではない。 「死に近づく」ことに焦るのだろう。 そもそも、「偉業を達成」する努力などしていない人間。 死を直視したくないゆえ、「偉業」にすり替えるのだろうか。
#
by small-talk
| 2023-09-04 10:07
| 東京
|
Comments(10)
2023年 08月 26日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都・青梅市、御岳山にて 雨の日を狙い、山へ。
レンゲショウマのシーズンは混む自生地も、今日は人も少ない。 艶やかな花が、雫を纏う。 湯上がり美人、といいたいが、まだまだ雨が滴る。 風呂から上がらない、長湯な花らしい。 #
by small-talk
| 2023-08-26 22:26
| 東京
|
Comments(10)
|
ファン申請 |
||