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2010年 08月 29日
埼玉県・さいたま市、鉄道博物館にて。 前々から気になっていた、鉄道博物館。 オープンして早2年以上経ってしまったが、行ってみた。 僕は「隠れ鉄」だ。いや別に隠れることもないのだが、昔から鉄道が好きで、近所の跨線橋から行き交う電車などを眺めるような子供だった。 だった、と過去形で書いてしまったが、いまも鉄道で旅するのが好きだし、三つ子の魂百まで、といったところなのだろう。 ただ、やはり国鉄の黄金期だった子供の頃に比べると、今の鉄道は面白みに欠けると思う。 民営化して合理化が進んでしまったというもあるし、「親方日の丸」の独善的で世間に迎合しない時代の方が、皮肉にも個性的だったのだろう。 そんな、良き時代の鉄道車輌が展示してある鉄道博物館が楽しくないわけがない。 昔の急行用車輌「455系」も展示してあった。 現在のJRでは、実質的値上げで優等列車は特急ばかりとなり、急行は夜行列車が2系統残すのみで、殆ど無くなってしまった。いわば絶滅危惧種のようなものだ。 そもそも「特別急行」の略が特急なのだが、素の急行のほうがよほど貴重だという奇妙な現象がまかり通っている。 その懐かしい急行列車の車内に入ってみた。 昔の急行はボックス型の4人掛けだった。リクライニングシートなどいう気の利いたものではなかった。 でもこれは、ちょっと窮屈だけれども、向かい合わせで腰掛けるのはなかなか風情がある。 リクライニングシートは、どうしてもビジネスライクでドライな感じが否めない。 ボックス型のシートには、窓際に小さなテーブルがあった。 そしてそのテーブルの下に、栓抜きが備えられていた。 ビールやジュースなどの飲料がまだビン詰めが主流だったころ、長い旅の道中、ここで栓を抜き、車内での飲食を楽しんだのだろう。 「フタのカドにひっかけて ビンを上にこじる」と書かれた、懐かしいプレートが付いていた。 僕が子供の時分、急行を使った家族旅行など、そう滅多に行けなかった。家が特別貧乏だった訳ではない。そういう時代だったのだ。 週休二日制もまだ普及しておらず、せいぜい夏休みや正月休みといった時期に出かけるのがやっとだったのだろう。 そんな旅行の時、この栓抜きを使ってみたかった。しかし、僕の親は堅実なのか、はたまた子供にジュースのような糖分の多い飲料を飲ませたくなかったのか、旅行には麦茶を入れた水筒をしっかりと持参していた。 また、父親は下戸なのでビールを買うこともなく、結局、栓抜きを使う機会もなく、旅行を終えるのだった。 高校生になって一人旅を始めた時には、まだ旧型車輌に栓抜きは付いていたが、すでに缶ジュースが主流となっており、「こじる」ことはなかった。 一度、「ビンを上にこじ」てみたかったが、もう適わぬ夢なのだろう。
by small-talk
| 2010-08-29 11:03
| 首都圏
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Comments(14)
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kazemachi-maigo at 2010-08-29 12:10
懐かしいですね、これ。
私も、「こじった」ことはありません。 「こじる」という言葉は、「こじ開ける」の意味だと思うのですが、他ではあまり見聞きしないように思います。 私だけかな?(^^;; 昔、一人旅の頃、周遊券では特急が乗れないから、長距離移動は専ら急行でした。 あの硬い直角のボックス席のシートを持ち上げてワンカップ大関の空き瓶を差込み、斜めにした簡易ベッドで眠った頃がとても懐かしいです。 鉄博、私もまだ行ってません。 これでも鉄ちゃんのはしくれなのですが、混雑が苦手で・・・(^^;;
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スミマセン、こじたことあります。 年齢期的なことでしょう。
カゼマチさん、こじ開けるのではなく、「こじる」のですよ。 結果的に開栓しちゃうのです。 捻る、みたいな意味だと思います。 お茶も陶器の茶瓶でした、あれは良かった。 わたしは偶然ですが、50年以上前、北九州の門司鉄道管理局の隣に住んでいました。 有名な門司港駅の隣でもあります。 国鉄はお馴染みです(笑)
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y_and_r_d at 2010-08-29 22:24
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small-talk at 2010-08-29 23:00
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small-talk at 2010-08-29 23:01
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small-talk at 2010-08-29 23:04
y_and_r_dさん、いらっしゃいませ。
そうそう、コカコーラのボトル用自動販売機などにありましたね。 そういえば、カップヌードルの自動販売機なんてのもありましたね。 お湯が入れられて、しかもフォークが置いてありました。
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takeshi_kanazaw at 2010-08-31 04:35
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small-talk at 2010-08-31 21:31
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withism at 2010-09-01 09:36
おはようございます☆
small-talk さんのテイストと違ったんで、「あれ?」と一度止まってしまいました^^; そしてこの栓抜き、どこかで見たことあるなぁ・・・、と思ったら、 鉄博行かれたんですねー、私の記憶もここにありました。 さすがに、「あれは当時3歳頃・・・」とはなりませんでしたね。 以前より薄々気にはなっていましたが、やっぱり鉄屋さんでしたか。^^
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small-talk at 2010-09-01 20:38
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iwamoto
at 2010-09-05 08:30
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iwamotoです。何度もやったことがあるわけではありませんが、こぼれたこともなかったし、その恐怖もありませんでした。でも、子供だったからかもしれません。たぶん当時の飲み物はバヤリースオレンジとか? 瓶の先にある空間を見て、どのくらいの角度まで大丈夫か考えると、結構余裕では? それに遠心力が働くかもしれません。 瓶の底近くを持てば「てこの原理」としては有利でしょう。 王冠って面白いですよね。 締めるところは奇数なんでしたっけ? 今はどこにあるのでしょう、ビールだけかしら。
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small-talk at 2010-09-05 15:54
iwamotoさん、いらっしゃいませ。
説明のコメント、恐縮です。 そうなのですか。あまり角度を付けずに開けられるのでしょうね。 ビン入りの飲み物って、ほとんど見かけませんが、サイダーなどはまだあるのですかね。
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www.candipharm.com/
at 2022-12-16 15:04
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