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2011年 09月 26日
茨城県・水戸市、水戸芸術館にて。 地方の美術館が好きだ。 勿論、僕の地元・東京にも良い美術館は沢山ある。 しかし、わざわざ出かけるという「ハレ」の気分を味わいながら、美術鑑賞をするのは地方の美術館ならではの楽しみなのだ。 水戸芸術館へは、一度行ってみたいと思っていた。 ここは、美術ギャラリーと小劇場、そしてコンサートホールで構成された総合芸術施設。 美術ギャラリーでは、現代美術を中心とした企画展を開催している。 「現代美術」を扱うのは、苦労を伴い、そして難しいだろう。 たとえば、評価の定まったルネサンス、また日本人の人気が高い印象派や近代美術などならば、言い方は悪いが、金にあかせて「名作」と言われる絵画を展示すれば集客できる、あくまで極論だが。 (勿論、名作を見る機会を与えて貰えるのはありがたいし、それ自体を否定する気はさらさらないが) 対して、現代美術の場合はキュレーターの企画力が、大きく問われるのではないだろうか。 そういう意味で、現代美術をメインとして活動する水戸芸術館の姿勢は、なかなか凄いのではないかと思う。 残暑の厳しい夏の終わりに、水戸芸術館へと旅立った。 東京から、2時間あまり。近いようで遠い。 台風が日本の近くにいるせいか、列車の車窓からは晴れたり曇ったりの、ハッキリしない空が覗く。 水戸芸術館では、「館内見学ツアー」なるものを行っていた。 芸術館の係員が、入場者を対象に約1時間かけて、館内施設の案内してくれるというもの。 1日数回行われるのだが、参加した時間は見学者が僕一人だけで、マンツーマンでの解説となった。 なんとなく、できの悪い生徒の居残り授業のようで気恥ずかしいが、他の見学者に気兼ねをしないのが良い。 建物の意匠、そして芸術館が建築された経緯、今では笑い話となったエピソードなどを交えながらの解説。一人での見学では、気がつかない点が多々あり、面白い。 エントランスホールには、パイプオルガンがあった。 しかし、ネットが被さり、使えない状態。東日本大震災で、被災したのだと言う。 この震災はややもすると、東北だけが被災したかのように思えるが、茨城も大きな被害を受けたのだった。 「地震で被害を受け休館となり、7月30日にようやく全面開館にこぎ着けたのですよ」 係員は、自分の言葉を噛みしめるように言った。 案内が終わり、芝生を敷き詰めた広場に出た。 空には眩しい太陽が、無言で輝いていた。
by small-talk
| 2011-09-26 23:23
| 首都圏
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Comments(10)
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huurinlikesweet at 2011-09-27 19:26
なんと可憐じゃあ~?
small-talk さんができの悪い生徒じゃ 私は 話になりません。 係員さん small-talk さんが来てくれてうれしかったでしょうね♪
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rollingwest at 2011-09-27 21:16
水戸は1年前の10月に初めて訪れ、徳川家ゆかりの場所や偕楽園を楽しみました。まさか半年後に震災に襲われることは夢にも思わず・・
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lens_hell at 2011-09-27 21:18
地方の民俗資料館も結構面白いですぞ。
地元の元校長が館長をしている場合が多いので話しを聞くだけでも愉しいのであります。
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small-talk at 2011-09-27 21:33
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small-talk at 2011-09-27 21:34
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small-talk at 2011-09-27 21:35
lens_hellさん、いらっしゃいませ。
施設より、人の話のほうが面白いかもしれませんね。
ミトゲーですね。 吉田館長はお元気なのでしょうか。
箱は「アラタ」ですものね、行かざるを得ないでしょう(笑) オルガンは壊れているのですか、修理ができないということもないでしょうにね。 エントランスホールを歩いていたら、不意に現代音楽のような音が聞こえてきて、 ビックリしたのを思い出しました。 でもバッハでした。 楽器を生で聞くのは大事ですね。
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small-talk at 2011-09-28 22:22
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jbl4312t at 2011-09-28 22:50
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small-talk at 2011-09-29 00:05
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