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2016年 11月 27日
秋田県・仙北市、角館にて
角館を訪ねるのは2回目。 前回は、土砂降りの中、そそくさと廻った。 それに比べ今回は、穏やかな天気で、気分も穏やかとなった。 僕の旅は、写真を撮るのが目的みたいな、かなり偏った傾向がある。 カメラがなくとも楽しめる、とは思う。 しかし、楽しみは半減、いや八割減くらいの、モチベーションとなるだろう。 写真を撮るのは、案外と時間が掛かる。 三脚を立て、じっくり構えての撮影でなく、手持ちで撮っても、だ。 キリがないから妥協もするし、多少手を抜いても、それでも時間を食う。 更には、光の表情も様々。 順光や逆光、晴天と曇天、斜光線とピーカン。 良い条件となるのを待つくらい余裕があれば最高だが、そんな贅沢は叶わない。 誰しも、人生の時間は無限大ではないから。 それでも、人生には救いはある。 例えば、ある地点へ往復する、旅の行程だとする。 行きと帰りが同じ道だとしても、表情は違う。 天気も、太陽の位置も、変わるから。 そもそも、人間が認知できる事象なんて限りがある。 行きは気が付かなくとも、帰りに見える風景もある。 有限の人生の、ささやかな救済、なのだろう。 武家屋敷の垣根に伸びる、モミジの影。 まさに、帰り道で初めて見つけた、小さな光景だった。 そして。 僕の節穴の目は、カメラという装置を持たないと、見えないものも沢山あるだろう、きっと。 写真を撮る、という動機が、意気や好奇心を高める故の。 付き合うのに、多少、時間が掛かっても、道連れにしたいではないか。 カメラは、眼差しを定着する、旅の良き伴侶なのだから。
by small-talk
| 2016-11-27 18:00
| 東北
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Comments(12)
人の眼は、焦点を合わさずに見るには訓練が必要ですね。
合わさずにというか、自在に焦点距離を変える技。 一番星を探すときなど、誰しも経験したことでしょう。 この写真のように、カメラで見たから見つかることも多いですが、 普段から意識していると、見逃すものは減ってくると思います。 目視による検査などのリポートを見ると、 人の眼が如何に見えてないものか、実感させられます。 恐怖です(笑)
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small-talk at 2016-11-27 19:41
iwamotoさん、いらっしゃいませ。
焦点を合わさずに見る練習、というと、ステレオ写真の裸眼立体視の練習を思い出します。 人間も動物だから、必要な情報以外は、見ない方が効率が良いので、脳で取捨選択しているのでしょうね。
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takeshi_kanazaw at 2016-11-27 21:18
確かに角館の雰囲気を現わすいい写真ですね。
「カメラは、眼差しを定着する、旅の良き伴侶」 なかなか名文句ですね。 カメラがないと、旅もどこか淋しい感じがしますね、確かに。 8割ですか・・・・。 そうですね、下手な写真撮りの私でもそんなもんかな・・・。 旅行記なんて書くときは、説明的な写真を多用しますからね。 「これ一枚!」という写真も撮れればいいのですが。
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kochira703 at 2016-11-27 22:44
行きと帰りとでは見えるものが変わりますよね。
見る角度の違いだけでなく、おっしゃるように自然の条件も違いますね。 それに加えて気持ちの違いもあるような。 行きは紅葉に目が行き、帰りには紅葉の影にまで目が届く、 そんな心のゆとりがある気がします。
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small-talk at 2016-11-27 23:12
takeshi_kanazawさん、いらっしゃいませ。
僕は、街道の町並みなどを撮るのが苦手なのですよ。 なので、こういうアップの写真になってしまいます。 takeshi_kanazawさんは、本物の伴侶とご一緒に旅を楽しまれているので、カメラは要らないかも(笑)
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small-talk at 2016-11-27 23:13
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dacha883 at 2016-11-28 18:10
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tanat6 at 2016-11-29 01:41
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small-talk at 2016-11-29 18:30
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small-talk at 2016-11-29 18:34
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small-talk at 2016-11-29 18:38
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