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2017年 05月 25日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 長野県・茅野市、八ヶ岳にて 北西の彼方、槍ヶ岳に夕日が沈む。 図って出かけたのではなく、たまたま、そこに居合わせた、偶然の産物。 いわば、棚からぼた餅、みたいな、ぼた餅形のタ日だ。 座右の銘、なるものがある。 偉人の言葉やら、四文字熟語やことわざ、故事などに、感銘を受け、その人の基本理念や理想となるような、言葉。 刻々勉励とか、初志貫徹とか。 少年老い易く学成り難し、とか、利して利する勿れ、とか。 僕は、特に座右の銘など、持ち合わせていない。 気が付いたら、いつの間にか生れていて、やる気も低く、然したる目標も野心もない。 倫理感や道徳観念も、恐らく人並み未満、だし。 要は、何にも考えずに生きているのだ。 まあ、何かの機会に、尋ねられたら、もっともらしいことを言う。 「口は便利」な代物なんです。 もっとも、慣れない言葉を発すると、舌を噛むので、なるべく避けたいが。 そんな自堕落な僕に「棚からぼた餅」は、中々、魅惑的。 「果報は寝て待て」と同じくらい、魅力的な言葉だ。 この辺りを、座右の銘などというと、如何にもバカにされそう。 でも。 人間は、生まれるのも、死ぬのも、自分の意思ではない。 いや、自殺すれば、それは、意思による死かもしれない。 しかし、自殺者の9割近くは、何らかの精神疾患を抱えていることを思えば、純粋な意思なのか、疑問が残る。 要するに、自己の原点も終点も、コントロールの範囲外。 ならば、「生きている」こと自体、「棚からぼた餅」なのである。 そもそも、生まれたこと自体、数限りない奇跡の、掛け合わられた産物だろう。 棚の下でロを開けて待ち、ぼた餅をキャッチする確率の方が、まだ高そうだ。 ならば、その奇跡に感謝し、立派な座右の銘でも標榜して生きれば、良いのかもしれないが。 「棚からぼた餅」の味を覚えてしまった以上、その呪縛からは逃れられないのである。
by small-talk
| 2017-05-25 08:08
| 上信越の山
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Comments(4)
なんであれ、写真を見たときに、これが自分に撮れるかと考えてみます。
どうしても撮れないものってあるんですよね。 きょうの写真は、条件の積み重なりとして、大変難しいです。 太陽の減光具合が結果的に絶妙であるというタイミング、それがあってこその槍ヶ岳のシルエットですから。 わたしは「ぼた餅」って食べたことがあるのか・・・。 それを踏まえてないと、言葉の実感って伝わり難いんだなと思われました。 好きで、普段から食べていると、「棚からぼた餅」という言葉に様々な感覚が動員されることでしょうね。 「果報」は「因果応報」の意味ですよね。 果報は寝て待て、この言葉の響きから、果報ってエヴァンゲリオンみたいなことかと勘違いしていました。 果には良いイメージ、報には逆のイメージがあるんですね。 永らく、それをわかっていませんでした。 どちらにせよ、人間には選びようのないものであるわけです。
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small-talk at 2017-05-27 09:14
iwamotoさん、いらっしゃいませ。
果報って、木に成る果物のお知らせ、だとずっと信じていました(笑) たとえば、バナナが熟して美味しくなる食べ頃を、気長に待つみたいに。 果報って、つまり前後の関係性だから、良し悪しというよりも、必然の転結、なのかもしれません。
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rollingwest at 2017-05-27 13:01
槍が岳が夕日餅を突きさす光景なんて想像もしないことでした!いい絶景を見せてもらいました!まさに棚からぼた餅!
Commented
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small-talk at 2017-05-27 18:32
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