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2018年 07月 05日
長野県・茅野市、八ヶ岳にて ベニバナイチヤクソウの花。 ツツジ科の植物だ。 見た目は草。 でも、植物の分類は、見た目で判断すると誤る。 改めて、ネットで調べてみると。 ツツジだから木(木本)かと思いきや、やはり草(草本)らしい。 同じ科なのに、両方あるらしい。 でも、図鑑によっては、木に分類されていたりして、正直、わからない。 以前、この花に記事にした際調べた時は 、「木」だった(笑) まあ、ちょっと面倒で、結論も曖昧だが、調べると色々、面白い。 そういえば。 最近のAI画像認識は、飛躍的に進歩している、という。 たとえば、スナップ写真を人物別に分類してしまう。 「犬」と検索すれば、犬の写っている写真を選び出してくれる。 もちろん、誤認もあるが、今現在でも、中々の精度。 これが発展すれば。。。 花の写真を放り込めば、目・科・属・種で、勝手に分類してくれるかもしれない。 画像認識に限らず、この種のテクノロジーは多分、便利で有り難いのだろう。 子供の頃にあったなら、夏休みの自由研究など、飛躍的に簡単になる。 でも。 「調べる」という行為が、希薄で軽くなりそうな危惧が、そこにある。 そういえば、かのスティーブ・ジョブズは、自らの子供にスマートフォンを、与えなかったという。 彼曰く、 「子供にテクノロジーを使わせる時間を、制限している」らしい。 テクノロジーに飲み込まれる危険性は、子供だけではないだろう。 「面倒」だけれども、でも、面倒だからこそ、「糧になる何か」がきっとある、と思う。 いや、別段、精神論を振りかざすつもりではない。 多分。 思考したり、推敲したりは、様々な「知識」の組み立て、なのだろう。 「知識」に意味を持たせるのは、結局のところ、人間である。 有機的に、相関的に、知識と知識に、架け橋をする。 その知識が、テクノロジーによって、いとも簡単に手に入るとすると。 果たして、そこに意味を見出すことが、できるのだろうか? 知識が単なる「パーツ」に成り下がる危険性、みたいな予感がする。 テクノロジーと対峙するつもりくらいが、ちょうど良い使い方、なのだろう。 そう、飲み込まれずに、飲み込むつもりで。
by small-talk
| 2018-07-05 21:00
| 上信越の山
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Comments(12)
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umi_bari at 2018-07-05 21:21
飲み込まれずに、飲み込む。
アラックには、全く理解出来ないんですよ。 御免なさい、難しい文章は分かりません。 頭が回転しないんです。 写真は、素晴らしい背景暈しですね、お見事 バグースです。
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kochira703 at 2018-07-05 23:11
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sternenlied3 at 2018-07-06 00:54
花もいいですが、いつも添えられてるお話が面白いですね。
自分で観察して考えて分析しなくても、検索したらパッと情報が得られる時代。 仰るように、面倒だからこそ、「糧になる何か」がきっとあるのであって、 安易に情報をゲットできるようになって、失われるものは多いでしょうね。 「有機的に、相関的に、知識と知識に、架け橋をする」。。。 ううん、これ、名言ですね!日記にメモしておきたいくらいです(笑) 植物の分野でいえば、ゲーテを思い起こします。 彼は文学者として名を馳せていますが、自然科学の分野でも偉大な功績を残していまして、 植物の形態学について著した素晴らしい著書がありますが、 ゲーテの生きていた時代には、検索できる便利な機械なんてなかったし、 精密な植物の部位を観察する機器もまだ進歩していませんでしたし、 自分の目で仔細に観察し、まさに有機的に、相関的に、知識と知識に 架け橋をしながら分析した結果を書いてるんですよね。 メンデルの法則が世に知られる100年以上も前に、圧倒的洞察力で、 植物のメタモルフォーゼを確信していたそうです。
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takeshi_kanazaw at 2018-07-06 11:30
そうですね、「飲み込まれずに、飲み込む」
私は疑い深い人間。 政府の云うことやマスコミは疑ってかかる。 テクノロジーと云っても、それを開発したのは人間。その人間は信用できる奴か? 飲みこまれず、飲み込みもせず、よく噛んでみる。一度食べてみてから信用する。 その集積が「知識」ということになるのかな・・・。 自分の経験値は限界があるけれどね。 古いんだよね、私は。
仰る通りでしょう。 「知」の意味は変わりましたね。
「智」の意味はかろうじて保たれているかもしれませんが。 「どこでもドア」があって、マッキンリーの頂上に一歩で行けても意味が無いだろうに。 苦労して手に入れた知識は、頭の中で熟成され大きな広がりを持つと信じたいです。 物知りの意味は、検索の上手な人という意味になりました。
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dacha883 at 2018-07-06 14:26
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small-talk at 2018-07-06 22:39
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small-talk at 2018-07-06 22:41
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small-talk at 2018-07-06 22:50
sternenlied3さん、いらっしゃいませ。
「遺伝子」が、解明される前の時代ですものね。 親と子が似ているから、何かの関連性はあるとしても、その要因は分からなかったのですから。 博物学って、今、流行らないではありませんか。 生物学でも、コンピュータシミュレーションで、遺伝的なアルゴリズムを解明するみたいのが行われていますからね。 でも、博物学が廃れるのは、勿体ない気がするのですよね。
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small-talk at 2018-07-06 22:53
takeshi_kanazawさん、いらっしゃいませ。
疑う、というとネガティブですが、でも、それは「考察」ですからね。 政治家は我田引水だからもちろん、マスコミも案外、物事の上っ面しかみていない部分があります。 大いに疑いましょう(笑)
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small-talk at 2018-07-06 22:56
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small-talk at 2018-07-06 22:58
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