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2016年 08月 23日
長野県・木曽町、御嶽山にて 滝の写真は、基本的に、曇りの日に撮りたい。 眩しい日射しと、谷底の暗さの対比は、コントラストが強すぎる。 それに、明るいとスローシャッターで「絹のように」流れる水には、なりにくい。 この日は、薄陽が射したり陰ったりの天気だった。 日が陰った時を狙い、シャッターを切る。 日和見主義的な、姿勢ともいえる。 そういえば。 この滝の名は、「こもれびの滝」。 名付けた人には悪いが、やはり、曇りを選んでしまった。 #
by small-talk
| 2016-08-23 23:41
| 甲信越
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2016年 08月 21日
長野県・小谷村、栂池にて 朝もやが晴れ、風景が少しずつ明瞭となる。 ターナーの水彩画を思わせる風景。 ふと思ったが、霧や水を表現するのには、水で溶いた絵の具が、適しているのだろうか。 #
by small-talk
| 2016-08-21 22:33
| 北アルプス
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2016年 08月 18日
長野県・茅野市、八ヶ岳にて 苔むした針葉樹の森に、光りが射す。 鬱蒼と生い茂る、その空間に、木々の輪郭が浮かび上がる。 この種の写真は、派手すぎず、地味すぎずの落とし所が難しい。 元々、地味な被写体なので、派手にし過ぎると、演出過剰となる。 しかし、そのままだと、やはり、見栄えがしない。 おまけに、明暗差が大きいので、明るい部分の質感が失われやすい。 つまり、技術的難題も多く、難しいのだ。 何となく、愚痴っぽくなってしまった。 写真とは、すなわち。 何か、琴線に触れるものがあるから、写真を撮る。 それを、因数分解して、イメージを定着するのが、技術なのだろう。 しかし。 小手先の技術やテクニックを気にしすぎて、原点を忘れるのが一番、宜しくない。 文字通り、木を見て森を見ず、なのである。 #
by small-talk
| 2016-08-18 22:41
| 甲信越
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2016年 08月 16日
山梨県・早川町、農鳥岳にて 8月13日、午前2時頃、ペルセウス流星群の見頃。 昨夜からの霧も晴れ、星空となる。 農鳥岳は、南アルプスの高峰。 僕は、その山のテント場で野営した。 少々涼しいので、無精をして、テントの前に三脚を構える。 シュラフの中へ入ったまま、上半身だけテントから出して、星空を撮る。 端から見ると、人魚みたいなものか。 まあ、そんな美しい存在とは、かけ離れているのだが。 空の明るさにもよるが、ペルセウス流星群は、1時間に60個程度見られるという。 つまり、1分間にひとつ。 使用レンズの水平画角は90度、垂直画角は60度位で、全天の1/12程度を切り取る。 露光時間を20秒くらいで設定すると、1枚当たり、1/36くらいの確率で、流星を撮れる計算。 (もちろん方角によって、出現する頻度が違うが、ペルセウス流星群は比較的、全天で見られるという) ということは、36枚くらい撮れば、1枚くらいは流星が写るのではないかと、目論む。 眩い星空を眺めているというのに、随分と打算的ではあるが、仕方ない。 意外にも、5枚目にして、流星が撮れた。 割と運が良い。 宝くじでも買おうか。 もっとも、精々、末等くらいしか当たらない確率の運だから、止めた方がよいか。 流星は、宇宙の塵が地球に飛び込み、高温となり気化し、光を放つ現象。 塵の大きさは、直径1ミリメートルから数センチメートル程度と、小さい。 なのに、地上からも見えるくらい、明るく輝く。 そして、儚く、消えゆく。 まるで、遠い夏の日の、恋のように。 もう、暦の上では、立秋も過ぎてしまった。 #
by small-talk
| 2016-08-16 12:23
| 甲信越
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2016年 08月 14日
長野県・小谷村、栂池にて コバノトンボソウ、漢字で書くと、小葉の蜻蛉草。 あたかも、トンボが木に止まっているような姿から、名付けられたという。 トンボの尾の部分は、「距」と呼ばれる、蜜の入った袋。 蜜は距の奧にある。 虫の口が長ければ、花粉をたくさん身体に付けて、拡散してくれる。 チャールズ・ダーウィンが、進化論の発展系として注目したのは、長い距を持つ植物の存在だった。 マダカスカルに自生するセスキペダレ。 コバノトンボソウと同じく、ラン科の植物だ。 距が短いと、口にしか花粉を付けず、結果、距の短い個体は、次第に淘汰される。 対して、虫や鳥は、口が長ければ、蜜を一気に飲める。 逆に、口の短い個体は、蜜のたくさん飲めず、少しずつ淘汰される。 それが、エスカレーションして、異様に距の長い花や、口の長い虫や鳥となる、という風にダーウィンは考えた。 これを「共進化」と呼ぶ。 この説を発表した際、ダーウィンは、随分、馬鹿にされたらしい。 というのも、当時、距の長い植物に対して、肝心の虫が、発見されていなかったのだ。 のちに、マダカスカルで、長い口を持ったガが見つかり、予測は的中した。 しかし、その時既に、ダーウィンは他界していた。 それにしても、ダーウィンの発想は、凄いなと思う。 距の長い植物と、口の長い動物をセットで見つけたとしても、そのような仮説を立てるのは難しい。 しかしながら、彼の場合は、植物だけで「共進化」を、思いついたのだから。 トンボのような花にも、そんなドラマがあったのだろうか? そして、これからも、トンボの尾は長くなるのか、未来の人間に訊いてみたい。 #
by small-talk
| 2016-08-14 23:24
| 北アルプス
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