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2023年 12月 18日
埼玉県、入間市にて 入間川・霞川の合流地点へ行った。 家の近くを流れる、霞川。 いつもお馴染みの川が、どのように変化するか、歩いて下流を辿ってみた。 入間川の流れは穏やかで、まるで湖のように空を映す。 遙か遠くに大岳山。青梅の街の背景に欠かせない、いわば「おらが山」だ。 見知らぬ町で見る、いつもの山。 その存在は、どこか心強く、そして安堵する。 もし迷っても、あの山へ向かえば、きっと家へ戻れる安心感。 おらが山とは、つまりはベンチマークであろうか。 ところで。 「おらが」といえば、小林一茶のこの句を思い出す。 目出度さも ちう位也 おらが春 「おらが春」とは「自分自身の新年」だ。つまり 新年を迎えるも、目出度さは中くらいか といった意味だろうか。 どのような胸中で詠んだのか、解釈は色々あるが。 3歳で母が亡くなり、義母とは相容れず。 晩年、結婚をするも、4人の子どもは次々に亡くなる。 不幸を絵にしたような、人生であった。 この句は、長女が亡くなった後、詠んだという。 どこか冷めた、諦めがにじみ出た心境。 とはいえ、「目出度さは中くらい」ならば、どこか希望もあったのか? 一茶の故郷は、北信州・柏原。彼の「おらが山」は黒姫山だ。 多作で知られる一茶だが、黒姫山を詠んだ句はないという。 理由は、知る由もないが。 一茶には、生涯、拠り所となる「心のおらが山」が、無かったのか? 旅先の「おらが山」に、日が沈みかけた。 「目出度さは中くらい」か、それ以上の気分。
多くを望まなければ、きっと、幸せである。 #
by small-talk
| 2023-12-18 01:34
| 首都圏
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2023年 12月 10日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて 家から歩いて30分程度。丘陵の高台が東に開け、日の出が望める。 冬は、日の出が遅い。 難なく非日常的光景に出会えるが… それには布団から出る勇気が、必要だったりする。 先日、生まれて初めて、公証役場へ行った。 とある人の、遺言作成の手続きに同行したのだった。 おそらく、大半の人は公証役場など行ったことがない、と思う。 仕事で、定款や公正証書にする契約書を作るとしても、司法書士や行政書士を通すだろう。 公証役場は雑居ビルの一室で、どこにでもありそうな事務所であった。 遺言が無事作成されたあと、公証人の方が面白い事をいった。 「遺言書は、140年間、厳重に保管するのでご安心ください」 なるほど、保管期間が決まっているのか。 まあ、厳正なる手続き、無期限というわけにもいかない。 それにしても、140年というのが興味深い。 調べてみると 遺言者の死亡後50年、証書作成後140年、または遺言者の生後170年間保存する という決まりらしい。 つまり、穿った見方をすると。 日本政府の見解としては、国民は170年以上、生きてはいけない、らしい。 なぜ、「死亡後50年」に統一しないのか不思議だが… 憶測を交えれば、死後50年に設定すると、作成時に保管期限が定まらず、管理が面倒なのだろう。 反体制派の僕としては、是が非でも170年以上生きねばならない。 1966年生まれだから、2136年までは頑張るつもりである。 65歳で受給開始すれば、105年間もの間、年金も受け取れるか。 もっとも、その頃には、年金は破綻し、相続制度すら、なくなっているかもしれないが。
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by small-talk
| 2023-12-10 21:10
| 東京
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Comments(13)
2023年 12月 03日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、檜原村にて 雨上がりの夕方。 実と同じくらい、というと大げさだが、大きな雫が垂れる。 先日、とある小学校へ出かけた。 その、とある小学校の図書室へ、なぜか行った。 僕は子供やら養子はいないし、いたとしても授業参観では図書室など行かないだろう。 滅多にない機会、といえよう。 図書室には、さほど多くの本はなかった。 僕が通った小学校は、もっと多かった気がする。 それでも、文科省で定められた蔵書数はクリアしている、そうだ。 学校の蔵書の基準は、児童・生徒の数によって増減する。 もちろん、最低ラインは決まっている。 それでも、人数が少なくなれば、基本、児童が少なければ本は少なくなる。 つまり、少子化問題は、学校の蔵書数にも影響があるのだった。 予算の問題もあるだろうし、致し方ない部分はある。 でも、今の子供がちょっと可哀想になった。 小学生の場合、1年生と6年生では読む本、というか、読める本はかなり違う。 それを少ない本で、やりくりする。 読書の授業など、どのように対応しているのだろうか? 先生もさぞ大変だろう。 もっとも。 その、限られた蔵書を眺めると、イマドキらしいな、と思う。 定番の小説や伝記、図鑑や美術の本などだけではないのだ。 消費税の仕組み、SDGs、漫画仕立てとはいえ裁判関係の本。 フェアトレードの解説本などもある。 ちょっと悪趣味だが、他人の家の本棚は面白い。 その人の趣味嗜好、時には思想も、何となくも伝わる。 学校のそれも、時代の最大公約数となる。 僕が小学生だった時から、約50年。
学校の本も、50年分の変化を反映する。 #
by small-talk
| 2023-12-03 21:07
| 東京
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2023年 11月 26日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて おうち写真、秋の花火編。 遠くでドーンと音が鳴る。 夕方6時、といっても釣瓶落としの11月、暗闇に響く。 何事かと思い、外を見ると花火が見えた。 花火大会など、無いはずなのに、どこで打ち上げたのであろうか。 後で聴いた話によると。 市内の小学校が、創立150周年を記念して打ち上げたという。 150年前といえば1873年、明治6年。 こういってはナンだが、当時は山村だったこの地に学校があったのだ。 明治維新当時の識字率は、男子が40%、女子が10%程度と言われる。 ある調査によると明治10年の滋賀県での識字率は、男子が88%、女子が39%となる。 明治20年になると、男子がほぼ横ばいだが、女子は5割を超える。 地域差はあるが、学校の果たした役割は大きかったのだろう。 この時代、福沢諭吉の「学問のすゝめ」が発刊され、350万部のベストセラーとなる。 当時の日本の人口は4,000万人弱で、10人にひとりが読んだ計算だ。 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」 と平等主義をうたる。 「国と渡り合う人間」となるために学問が必要、と個人と国家の在り方を論じる。 根源的である意味、概念的なこの本がベストセラー。 なんと意欲的であろうか。 江戸時代が終わり、文明開化が花開く時代ゆえの、意気込みなのか? 昭和生まれの令和の人間としては、驚きに値する。 天国でこの花火を見る、この小学校の1期生が居るとしたら。
今の時代を、どのように想うのだろうか? #
by small-talk
| 2023-11-26 22:15
| 東京
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Comments(11)
2023年 11月 19日
※写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。 東京都、青梅市にて おうち写真、朝の霧編。 朝起きると、山水画的光景が広がる。 すでに雨は降り出し、予報通りに大降りとなった。 青梅の畑では霜が降りた。今日の最低気温は2度。 ある意味、秋を通り越して冬になった。 2週間ほど前、夏日だったのが嘘みたいだ。 家の湿度計は20%、あわてて、加湿器を引っ張り出した。 青梅は、東西に延びる町。 多摩川と青梅街道に沿って発展し、移動は基本、東か西方向だ。 加えて、青梅の西は奥多摩山地で、登り道となる。 西高東低の気圧配置となる冬は、西風が吹く。 山から吹き下ろす空っ風。結構な強風となることも多い。 感覚的には、都心の倍くらいは強いか。 坂と風と寒さ。 これが組み合わさり、冬は自転車がキツい。 この季節になると、電動アシスト自転車にしようかなと、思惑する。 もっとも、それなりに高い買い物。検討を重ねる内に、春一番が吹く。 春一番は、太平洋から吹き込む南風。青梅では西風より深刻ではない。 そんな訳で、未だに「普通の自転車」で過ごすことに相成る。 #
by small-talk
| 2023-11-19 08:49
| 東京
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Comments(14)
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